レッドタートル ある島の物語、を見た

表題通り。見てきました。

「レッドタートル ある島の物語」はジブリの高畑勲さんが関わっており、一応ジブリ作品のロゴが入ってます。ジブリの名前があるにも関わらず、宣伝もあまりなく、話題にもなっていないように思います。

このことは見て納得したんですが、かなりアート寄りの映画で、「君の名は。」の大ヒット中にこの映画を見に行くのは映画鑑賞頻度高めの層で、見る人を選ぶかなと。


以下wikiあらすじ

嵐の海に放り出された一人の男が、ウミガメやカニ、鳥たちが暮らすとある無人島に流れ着く。彼は島から脱出しようと試みるが、見えない力によって島に引き戻され、絶望的な状況に陥る。そんな彼の元に、ある日一人の女が現れたことで、彼の日々に変化が訪れる


感想としては、まあ良かったとしかあまり言うことないです。

基本的に物語のあるものを好んで見るので、こういったアート系の映画って苦手です。

美術館にも普段行くような趣味を持っていないので、今回は美しい映像や絵をいっぱい見れたなーって感じでした。怖くなるような非常に力強い場面もあって、劇場で見て正解でした。

マジで無人島にたった一人しかいないって、あの感覚はスクリーンで見てこそだと。

前情報なく見に行ったので、全編セリフ無しなのにここまで引き込まれるのかと良い驚きでした。

普通に考えたらありえないことがまぁ起こるんですが、それが分かった上である人物のことを心配しちゃったりして、良い具体に騙されてました。これこそが良い作品の証拠だと思います。


あとカニがすごく可愛かった。カニ最高。


余計な感想を書いとくと、序盤が洋ゲーっぽかった。インディーズゲームでそこそこ良い賞を取ったりしてそうな雰囲気。人物が真ん中にいてなんにも表示されないUIって今っぽいなって思ったり。画面構成とかも含めてっぽい場面が多かった気がする。

というか洋ゲーがこういった作品を取り入れているだけなのかもしれいけど。

とにかく見てよかったです。清々しい秋の朝に見るにはぴったりでした。

Seppa

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